「学校、大学の研究でC言語を使わないといけなくなった。」
「会社の都合でC言語を使うこととなった。」
そういったC言語を様々な理由で学ばないといけなくなった方向けに、
- C言語はどういうコンセプトで使われているか
- 動かすための開発環境
- サンプルプログラムを動かしてみる
の3つを説明します。
C言語のコンセプト
このC言語のコンセプトを知っていると、今後の学習において「目的がわかるので」「学習しやすくなる」というメリットがあります。
なのでキャッチフレーズとして紹介します。
「まるでF1カーを作るかのような機械の細やかな場所まで調整できる爆速言語」
キャッチコピーにも入っていて重複してしまうが、重ねてでも言いたい。
そのような言語は「動作がメチャクチャ早い。追随を許さない爆速」
この速さが欲しい場合、C言語が選ばれます。
一方でC言語の学習が難しいと言われてる理由は、どこまでも設定できるから。
例えば電子レンジを動かしたいという時に、他の言語なら
1.時間を決める。「時間は60秒」
2.モードを決める。「500Wモード」
3.回転皿とかの指定は特になし「回転皿は普通の速度で温めも同時」
3.実行。
ぐらいでできるものが、C言語の場合
1.時間を決める→時間はms?秒?
2.モードを決める→500W?765W?もしかして段階的に変えたり?
3.回転皿の設定→回転皿使う?速度は?
4.実行→どの順番で、回転皿はいつ動かすか、温めはいつ始めるか。
など、この先を設定できてしまいます。
開発環境の導入
こういうサイトに辿り着く人はもう学ばないといけないということは決まってるから、「環境の作り方がほしい」ってなっているのだ。
私のサイトではそれぞれの開発環境の比較などしない。
とりあえずこれ使えば間違いないでしょうというものを紹介する。
https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/
VisualStudioだ。
個人で使う分には無料。
勉強する人は当然個人となるので無料ということになる。
自分が勉強したときに使ったものはこのVisualStudioだった。
そして、自分の会社で使っていた開発環境はこれの有償版だった。
一定の地位を確立していることは確かなので、まず間違いないでしょう。
導入手順はまた別ページで説明します。
サンプルプログラム
サンプルプログラムとして一番有名なのは「Hello World」
これを知っておくと、まず最初の0から1で悩んだからこの「Hello World」で検索したらよいということがわかる。
歴史に触れておくと
テスト文言として「Hello, World!」を使う習慣はブライアン・カーニハンとデニス・リッチーによる著書「プログラミング言語C」(1978年)のC言語バージョンから始まったと言われている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Hello_world
C言語の場合は以下がその例
#include <iostream>
int main(){
std::cout << “Hello World!\n”;
}
実際にVisualStudioで動かすと、以下のような感じになる。
雰囲気は伝わると思う。
実際に動かしてみて、あなたの初めてを手に入れてほしい。
おわりに
まず環境を作って、その環境でプログラムが動くかという動作確認までをなぞって説明した。
これははじめの一歩であり、学習はむしろこれから始まるのである。
学ぶにつれてどんどんとできることが増えてきます。
その中で思い通りに動いた時の感動は、
「経験した人にしか与えられない特権」である。